2013年4月12日金曜日

『CIPHER』な新政「亜麻猫」ふたつ飲み比べ




6号酵母発祥の蔵

「NEXT5の緑担当」

として知られる、秋田県・秋田市の蔵元、新政(あらまさ/aramasa)酒造
(「6号酵母ってなんやねん」はリンク先で。「NEXT5って?」という説明はまたおいおい)

最近では

「日本酒界のスティーブ・ジョブズ」

という異名まで漏れ伝わって来る辺り、周囲からの注目度、期待度共にいかに高まっているか伺い知れるってもんです。

そんな今をときめく新政から、先日飲み比べたこちらの2本をピックアップ。

「24BY 白麹酒母 特別純米 亜麻猫」

手書きのタグ「2013.1st」「2013.2nd」はお酒の入手先である、秋田県・能代市の天洋酒店さんによるもの。店主の浅野貞博さんに確認したところ、「1st」は1本目のタンク、「2nd」は2本目のタンクという意味で使っているとのこと。よく見ると「製造年月」も違いますね。





飲んでみると…

「あれ? 1stの口開けの印象と違…う?」
(同時の開栓ではないため、記憶をよろよろたどりながらという頼りない飲み比べですが)

プチプチ、チリチリ、舌の上で弾ける感じは1stと共通していますが、この弟の方がもうちょっと茶目っ気がある。顔かたちは瓜二つでクラスメイトも区別がつかないほどだけど、深く付き合うと実はキャラの違いが出てくる双子…、と言えば! はっ、そうですよ! 成田美名子先生著『CIPHER』ですよ!

そうかそうか~、1stはシヴァで2ndはサイファなんだな。そう言えば、この目鼻立ちきれい感が漂うほの甘やかな味は、モデルを生業にしていた双子のイメージにぴったりじゃないか。(どこまでも『CIPHER』ネタでひっぱる気らしい)





まぁ、共感の声はあまり得られそうにないですが、あまり小難しいことを考えずに、日々こうして飲む人がひとりくらいいてもいいですよ…ね?